耐寒登山

宿替えm@

今回は耐寒登山についてお話ししましょう。
耐寒登山とは、行く年によってかなり感想に差異の出る、極めて不安定な存在である。
何がというと、
・山頂付近に雪が積もっていて、アイゼンを使うかどうか。
・その日の天候。小雨なら決行の可能性あり。
・前日などに雨が降っていたか。足元のゆるさ加減や、最悪の場合山頂に霧がかかっていて何も見えないことがある。
という風に変化する要因が盛りだくさんなのだ。
ちなみに、作者は完全に3つ目のパターンで、山頂での思い出は何一つ残ることは無かった。さらに、その1週間暖かい日が続いたため、足元はゆるいし、雪は残ってないし、だからアイゼンを使うこと無かったし、と本当に申し訳ないのだが、新入生の諸君に聞いてもらえるような経験を何一つとして出来なかったのだ。
まあ、ここで何を言っても仕方が無いのも事実なので、せめてこれを最悪のパターンとして覚えておいてもらえれば幸いだ。

さて、良いところはと言うと、
・5月頃にある遠足のときよりもクラスの仲がいい。
・なによりも、達成感がある。
などなど、言えばきりが無いのでこの辺にしておく。

それから、耐寒登山のときの注意をいくつか・・・・・・。
・トイレは山頂にしかないのでちゃんと学校でしておくこと。
・下山時には足元に十分すぎるぐらいの注意をすること。かなりすべりやすい。
などだ。参考になっただろうか?

さて、先ほど書いたとおり、僕はまともな(?)経験が無いので、これ以上はあまり強くはいえないのだ。
ということで、今回は以前のJACKPOTに掲載されていた中から、作者が非常にためになると思ったものを抜粋して、皆様にお伝えしようと思う。(著作権的な何かに引っかかることがあった場合、本当に申し訳ないので先に言わせてください。先輩方、本当にすいません。)若干表記上の変更あり。
・アイゼンは新型のワンタッチ式よりも従来のひも型のほうがいい。着けるのは難しいが、ワンタッチ式よりも遥かに外れにくいから。新しいものが必ずしも優れているとは限らない。
(46号 綺羅 桃涼先輩)

・山の向こう側(奈良県側)を見下ろしたときのなんとも言えない達成感
(同 綺羅 桃涼先輩 他多数)

・登山姿で電車に乗るのは恥ずかしいかもしれないが、かなり同じ姿を車内で見ることが出来るので自分の乗っている車両の生野生率の高さを知ることができる。
(同 綺羅 桃涼先輩)

・昼食には、魔法瓶にお湯を入れて、カップ麺を持っていくのも有り。
(56号 海梨 祐先輩)



あ、そうそう。大切なことを忘れていた。耐寒登山は、1月に葛城山に登る。ここで気付いてしまった人はご愁傷様。青崩から登るので、千早赤阪の人は、学校まで無駄に行かなくてはならない事になるのだ。ちなみに、僕も青崩は結構近いので、その気分を味わった。奈良の方から帰ってくるときも場合によっては家の近くを通る事になるかもしれない。そのときは友達にでも怒りをぶつければいいだろう。まあ、その結果どうなっても、僕は責任を持たないが・・・・・・。

ここまで色々と書いてきたが、とりあえずこれだけは言って終わりたいと思う。


なんだかんだで楽しいと思うから、全力で楽しんで来い!


JACKPOT61号掲載
背景画像:MAPPY

閉じる